「シルバー・デモクラシー戦後世代の覚悟と責任」寺島実郎著

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 投票年齢が下げられたものの、人口の4割を占める高齢者は投票率も高く、現在の傾向が続けば、有効投票の6割を65歳以上の人が占めるという事態が予測される。このままでは「老人の、老人による、老人のための政治」になりかねないと危惧する著者が、シルバー世代に責任の自覚を問うた論考。

 団塊世代が生きてきた戦後民主主義を総括。1980年、30代の時に発表した論稿を取り上げ、その時から40年近く時を経て高齢化した都市新中間層の課題を直視する。

 さらに、昨年の参議院選における高齢者のアベノミクス支持、米国大統領選、英国のEU離脱をめぐる国民投票の背景などを検証しながら、シルバー・デモクラシーの進むべき方向を考察する。(岩波書店 760円+税)

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