「『腕もみ』で胃腸の不調がみるみる改善する!」 孫維良著

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 胃もたれや便秘、下痢、食欲不振などの胃腸の不調を改善したいなら、手首から肘までの前腕をもむのが最善の策であると、東京中医学研究所所長の著者は言う。胃腸と腕、まったく関係のない部位のように思えるが、腕には胃腸の不調に通じる重要な「経絡(気の通り道)」と「ツボ」が集まっているそうだ。

 例えば、腸の働きに作用する大腸経は、人さし指のツボからはじまり、腕の後面の外側を通って顔に入り、鼻の横にあるツボまでつながっている。小腸経は、小指の先のツボからはじまり、腕の後面の内側を通って耳にあるツボにつながるという。そして腕には、手首のシワから少し肘寄りにある「内関」をはじめ、胃腸の調子を整えるツボが集まっている。つまり、腕をもむことで経絡とツボの両方がまとめて刺激され、胃腸の不調に効果を発揮するというわけなのだ。

 腕もみは椅子に座りながら簡単にできる。まず、右の太ももの上に右の前腕を手のひらを上にして乗せ、左の肘で体重をかけて5秒程度押す。押す位置を少しずつずらしながら、30秒ほどかけて全体を押す。これが基本の腕もみだ。所要時間は1分程度で、1日1回行えばOK。むくみや二日酔いにも効くため、ちょっとした空き時間の習慣にしてみては。

(プレジデント社 1100円+税)

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