「亡命者の古書店 続・私のイギリス物語」佐藤優著

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 元外交官で、現在は作家として活躍する著者の自伝エッセー。

 大学で神学を専攻していた氏は、チェコ人の神学者フロマートカの研究に没頭。さらに研究を深めるために当時、社会主義国だったチェコスロバキアへの留学を模索、その可能性を求めて外務公務員専門職員採用試験に挑む。

 しかし、合格して省から習得を命じられたのはチェコ語ではなくロシア語だった。さらにもくろみが外れ、ロシア語の研修先として派遣されたのは英国の陸軍語学学校だった。研修の合間、フロマートカの書物を探す氏は、古書店主の亡命チェコ人、マストニーク氏と出会う。その後の1年近くにわたる、彼を師として学んだ濃密な時間を追想する。 

 (新潮社 670円+税)

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