「兄弟の血(上・下)」アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ著、ヘレンハルメ美穂・鵜田良江訳

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 2人の弟と銀行強盗を繰り返してきたレオは、6年の刑期を終えて出所。刑務所の前では母と弟のフェリックス、そしてかつて母を殺しかけた父親のイヴァンが出迎える。酒を断ち更生したイヴァンは、レオを立ち直らせようと待ち構えていたのだ。

 彼らの誘いを断ったレオは、獄中で練った計画を実行するため、すぐに行動に取り掛かる。逮捕前に隠していた武器や弾薬を掘り出したレオが向かったのは、一足先に出所した殺人犯のサムの家だった。サムの弟は、レオを刑務所に送り込んだあの刑事のブロンクスだった。2人はブロンクスに復讐を果たし、「存在しないもの」を手に入れるために現金輸送車襲撃計画に取り掛かる。

 スウェーデン発のミステリー「熊と踊れ」続編。

 (早川書房 各860円+税)

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