「脱出老人」水谷竹秀著

公開日: 更新日:

「極上のセカンドライフ」を夢見てフィリピンに移住した人々の人生を追ったノンフィクション。

 65歳の中澤さんは、40歳年下のフィリピン人妻と1歳の息子とともにセブ島で暮らす。高知市でタクシー運転手をしていた氏の前妻もフィリピン女性だった。東日本大震災後にセブ島に移住したが、前妻の浮気が発覚。その後も同地に住み続け、ナンパを繰り返した末に現在の妻と知り合ったという。

 そんな年の差婚にはお金の事情が絡むケースがほとんどだが、スラムに暮らす吉岡さんは日当200ペソ(約540円)の仕事で家族を養う。

 他にも、雪かき生活に疲れ秋田県から移住した岩渕さん夫婦など。さまざまな事情を抱え異国に渡った日本人に密着。

(小学館 690円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒