「dancyu“食いしん坊”編集長の極上ひとりメシ」植野広生著

公開日: 更新日:

 食事を一番楽しく、そしておいしく味わえるのが「ひとりメシ」だと著者はいう。常にどうしたらさらにおいしく食べられるかを考えているという氏が、ひとりメシの極意を語る食エッセー。

 同じメニューでも、食べ方ひとつで楽しさや味わいは変わる。例えばナポリタン。最初に粉チーズとタバスコをかけるなど言語道断。味わいにグラデーションができるという自ら考案した「インサイド」「アウトサイド」などさまざまな食べ方で、異なる味わいを楽しむ。

 ほかにも、牛丼や立ち食いソバ、カツカレーなどさまざまなメニューで考案したオリジナルの食べ方を公開。さらに食へのこだわりや哲学、いい店の見つけ方まで。ソーシャルディスタンスにも適応したひとりメシのススメ。

(ポプラ社 860円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも