「dancyu“食いしん坊”編集長の極上ひとりメシ」植野広生著

公開日: 更新日:

 食事を一番楽しく、そしておいしく味わえるのが「ひとりメシ」だと著者はいう。常にどうしたらさらにおいしく食べられるかを考えているという氏が、ひとりメシの極意を語る食エッセー。

 同じメニューでも、食べ方ひとつで楽しさや味わいは変わる。例えばナポリタン。最初に粉チーズとタバスコをかけるなど言語道断。味わいにグラデーションができるという自ら考案した「インサイド」「アウトサイド」などさまざまな食べ方で、異なる味わいを楽しむ。

 ほかにも、牛丼や立ち食いソバ、カツカレーなどさまざまなメニューで考案したオリジナルの食べ方を公開。さらに食へのこだわりや哲学、いい店の見つけ方まで。ソーシャルディスタンスにも適応したひとりメシのススメ。

(ポプラ社 860円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  4. 4

    作新学院・小針監督の「不適切指導」に私が思うこと 批判するのが“無難”かもしれないけれど…

  5. 5

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  1. 6

    巨人阿部監督 グチるくらいならいっそ「4番・坂本勇人」はどうだろう…“進退の決断”含めた4つの理由

  2. 7

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も

  3. 8

    田原俊彦「真ん中の足」「カッチカチ」下ネタ連発で退場危機…フジ問題でも“おまいう発言”で大ヒンシュク

  4. 9

    フジ再激震! オンカジ逮捕「ぽかぽか」演出担当社員が豪語していた夢との落差にア然

  5. 10

    長嶋茂雄さんは松井秀喜の背もたれをガーンと蹴っ飛ばし、「巨人の4番道」を説いていた