「ひとりメシ超入門」東海林さだお著

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「ひとりメシ」の極意とうまさを語りつくす食エッセー傑作選。

 ひとりメシ十則のその一は「定時運行」。人は食べ物を前にすると、無意識のうちにおおよその計画を立てる。長年、食べ続けているうちに自然と、それぞれの食べ物に対するスタイルが確立される。中でも炒飯は、ただ口に運べばいいだけだから簡単だ。しかし、5口目を食べたあとのスープが思いがけずおいしい。炒飯の楽しさの3分の1くらいはこのスープにあるといっても過言ではないが、有楽町のある店で「スープ炒飯」なるメニューと出合い、食べてみることに……。

 その他、「初志貫徹」(ただの「思いつき」をハゲシク実行しよう)、「油断大敵」(ジョーシキ)などと、十則にそって身近な食べ物について語る。

(朝日新聞出版 890円+税)

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