中山七里 ドクター・デスの再臨

1961年、岐阜県生まれ。2009年「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。本作は「切り裂きジャックの告白」「七色の毒」「ハーメルンの誘拐魔」「ドクター・デスの遺産」「カインの傲慢 」に続く、シリーズ第6弾。

<95> <幸福な死>サイトにメールを送信

公開日: 更新日:
イラスト・大野博美

 延命治療を中断すると副作用は薄らいだものの、以前にも増して肉体が悲鳴を上げ続けた。がんが他の臓器に転移し内部から蝕んでいたのだ。末期にもなれば己の余命がどれほどのものかは見当がつく。伊智山は執筆を進めながら、脱稿するのが先か自分の寿命が尽きるのが先かと気が気ではなかった。

この記事は会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに会員登録すると続きをお読みいただけます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さまが結婚に一途なのはチャンスは二度とないと知っているから

  2. 2

    マリエの告発に出川哲郎ら事実無根と否定…なぜ今、何が?

  3. 3

    有吉弘行は夏目三久と出会い10年“徹底秘密主義”の仰天逸話

  4. 4

    小室圭さんは奇特な人 皇族の結婚相手探しは想像より大変

  5. 5

    桐谷美玲ら発掘 名物女社長のパワハラ&セクハラ疑惑と手口

  6. 6

    小池知事また圧力か?子飼いの都議が“竹山番組”ドタキャン

  7. 7

    有吉弘行&夏目三久が結婚 5年前の“幻のスクープ”報道とは

  8. 8

    小室圭さん「国民感情にゼロ回答」でご結婚は前進するのか

  9. 9

    加藤浩次の首筋が寒すぎる…吉本は「ラヴィット!」を支援

  10. 10

    東京まん延防止適用 3度目宣言のカウントダウンが始まった

もっと見る

人気キーワード