「月夜に溺れる」長沢樹著

公開日: 更新日:

 神奈川県警生活安全部に所属する霧生は、テレビ局のディレクター・浦川と交際を始める。県警刑事部の元夫・遊佐の紹介だった。遊佐は、2人の間にできた息子の渉を引き取り、今の妻・直海と育ててくれている。

 一方の霧生は、前夫・伊地智との間にできた娘・紗霧を育てている。仕事にも恋愛にも後先考えずに猪突猛進してしまう霧生は、遊佐と結婚中に紗霧を妊娠してしまったのだ。

 霧生は、ジョギングが趣味の浦川のホームコースの公園でデートを重ねる。そんなある日、鶴見川の河川敷で女子高生の他殺体が見つかった。霧生は、捜査を担当する伊地智から、被害者の携帯電話の履歴に細川の名前があったと教えられる。(「少しだけ想う、あなたを」)

 恋愛体質ゆえに事件を呼び込んでしまう霧生を主人公に描く連作集。

(光文社 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    横浜流星「BL作品興味なし」発言に滲むプロ意識 「べらぼう」後初の民放連ドラ主演で注目

  3. 3

    “DAIGOの妻”となった北川景子が「家売るオンナ」で本格復帰

  4. 4

    広島新井監督はクビ濃厚…火中の栗を拾う次期監督「本命」「対抗」「大穴」4人の名前

  5. 5

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  1. 6

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  2. 7

    『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』旧ソ連や黒人解放がインスピレーションを与えた時代

  3. 8

    佐々木朗希は今季先発見納めへ…スネル&グラスノー復帰でリリーフ転向が濃厚か

  4. 9

    永田町がザワつく自民党役員人事…裏金議員“筆頭格”の萩生田光一氏「幹事長昇格説」浮上の仰天

  5. 10

    橋本愛の“熊本お見舞いメッセージ”まで批判する声に違和感…思い出される杉良太郎「偽善でもいい」の信念