「月夜に溺れる」長沢樹著

公開日: 更新日:

 神奈川県警生活安全部に所属する霧生は、テレビ局のディレクター・浦川と交際を始める。県警刑事部の元夫・遊佐の紹介だった。遊佐は、2人の間にできた息子の渉を引き取り、今の妻・直海と育ててくれている。

 一方の霧生は、前夫・伊地智との間にできた娘・紗霧を育てている。仕事にも恋愛にも後先考えずに猪突猛進してしまう霧生は、遊佐と結婚中に紗霧を妊娠してしまったのだ。

 霧生は、ジョギングが趣味の浦川のホームコースの公園でデートを重ねる。そんなある日、鶴見川の河川敷で女子高生の他殺体が見つかった。霧生は、捜査を担当する伊地智から、被害者の携帯電話の履歴に細川の名前があったと教えられる。(「少しだけ想う、あなたを」)

 恋愛体質ゆえに事件を呼び込んでしまう霧生を主人公に描く連作集。

(光文社 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  5. 5

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  1. 6

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 7

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

  3. 8

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    ますます劣化する高市官邸…ポテチパッケージ白黒変更を「カルビーの売名行為」と幹部暴言しSNS大炎上