「世界を変えた『ヤバい税金』」大村大次郎著

公開日: 更新日:

 格差の広がりも、産業の発展・衰退も、税金のかけ方次第で、国のあり方は大きく変わる。しかし、元国税調査官の著者によると、税制が国家の将来のために機能しているとは限らないという。税金が国民のためにしっかり使われてきた国は、非常にまれだそうだ。

 本書は、税にまつわるエピソードを紹介しながら、国家や社会の仕組みを解説する歴史テキスト。

 16世紀、イギリス発展の原動力となった「海賊税」(海賊船に略奪品の一部を国庫に納める義務を課した)や、財源の8割を占めていたモンゴル帝国の「塩税」など、歴史を動かした税金から、中世ヨーロッパに存在した「初夜税」やインドの「乳房税」などの悪税、明治時代の「うさぎ税」など日本の税金まで。70のエピソードを紹介。

(イースト・プレス 924円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  3. 3

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    小栗旬は「思い入れがない」コメント…福田雄一監督また炎上でも仕事が減らない映画業界のウラ事情

  1. 6

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  2. 7

    高市首相に“もう1つの爆弾”「副首都法案」炸裂の可能性 会期延長なら疑惑追及&身内疲弊のWパンチ

  3. 8

    二宮和也をNHKが起用で音楽特番MCは元嵐まみれに…テレビ局では“ポスト嵐”探しが迷走中

  4. 9

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  5. 10

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ