「神山」篠原匡著

公開日: 更新日:

「神山」篠原匡著

 徳島県神山町は消滅可能性都市のひとつで、高齢化率50%を超える町だ。その神山町で、2023年4月、デザイン・エンジニアリング学科のみの単科高専「神山まるごと高専」の入学式が行われた。

 神山学園理事長の寺田親弘は三井物産の社員だったが、2007年、Sansanを創業。教育に強い思いを抱いていて、新しい教育を実践する学校をつくるなら神山がふさわしいと考え、サテライトオフィスを神山に開設した。シリコンバレーで仕事をしていたとき、その自然豊かな環境と働き方に共感したからだ。そして、神山には「神山バレー」を夢見る男がもうひとりいた。

 過疎地の「地域創生」プロジェクトの記録。

(ダイヤモンド社 2200円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  5. 5

    加賀まりこ「鈴さん」人気沸騰中!小泉今日子と《そっくり》の母親役でフジ月9“夢の共演”を待望する声

  1. 6

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    永野芽郁「文春砲第2弾」で窮地…生き残る道は“悪女への路線変更”か?

  4. 9

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  5. 10

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった