家族はいまだ大反対 お嬢様芸人・たかまつななの“反骨心”

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 お笑いに関心をもつ環境にない“無菌生活”で芸人を目指したきっかけは、中学校2年生の頃に出合った「憲法九条を世界遺産に」(中沢新一と『爆笑問題太田光の共著)という本だった。太田を芸人と知らずに感銘。その後、親に内緒でお笑い養成所のオーディションを受けるも、自宅に合格通知書が送られてきたことで発覚。しかも、父親が「入学金免除とうたいながら授業料を払うとは、悪質な詐欺だ」と騒ぎ、後日、菓子折りもって謝りに行く事態になったという。お嬢さまだから授業料も親が出してくれたと思いきや…。

「お笑い芸人になると言ってから資金援助が一切なくなって、払ってもらっているのは大学の学費くらい。養成所の代金は懸賞論文の賞金20万円で払いました。バイトも禁止されていたので」

■「クソじじい」は「バラおじさま」

 ネタでは、トイレに行くことを「お花摘みに行って参ります」と言い、大便をもよおした際は「バラの木を伐採して参ります」。「クソじじい!」は「バラおじさま」に。

 このネタの原点は、実在するフェリスの教師や学校環境にあった。

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