異色の女芸人みほ 「パイパイ!」で売れてもバイト転々

公開日: 更新日:

 レースクイーンアイドルを経てお笑いをはじめた異色のオンナ芸人は、幼少から貧乏の連続だった!?

 地元は宮城で、県営住宅に家族5人で住んでたんです。私が子供のころ、すでに老朽化してました。木でできてるお風呂の戸が湯気で腐っちゃって取り外したままだから、玄関からお風呂がのぞけちゃうし。メンテナンスなんかしてもらえないので、学校の先生が家庭訪問に来た時、床が抜けそうになったり障子が倒れてきたりした。

 県営って収入が上がった世帯はすぐ出ていくんだけど、私は生まれも育ちも県営住宅。父が酒飲み、ギャンブル好きで、お金を家に入れてくれなかったから。

 私が中学の時に両親が離婚してからは母が働きながらきょうだい3人を学校に行かせてくれた。私も勤め始め、昼はニッセイレディ、夜は焼き鳥屋、土日はレースクイーンをやって家にお金入れてました。今も母と弟のひとりはそこに住んでいるので、私の実家はその県営住宅なんです。

 プロダクションも住む部屋も決まってないのにいきなり上京したのがちょうど10年前。「とりあえず渋谷でしょ!」とセンター街あたりをウロウロしてたら、若いお兄さんが声をかけてくれた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?