父親は鶴瓶 映画初主演の駿河太郎に“脱2世”の実力備わる

公開日: 更新日:

 16日、詩人画家・竹久夢二の生誕130年記念映画「夢二、愛の迸り」(来年公開予定)の製作発表会見が開かれ、夢二を演じる主演の駿河太郎(36)、夢二の妻・たまきを演じる黒谷友香(38)らが出席した。

 多くの女性から愛された夢二の魅力について駿河は「一生、思春期やったんやと思います。自分のときもそうでしたけど、何か分からんけどむしゃくしゃして腹立つことってある。大人になってもそれを持っている人って少ない。女性はその危うさに母性本能をくすぐられたのかなあと。でも、素晴らしい人が人間的に素晴らしいかはまた別だろうなとも思います」と分析。

 自身の思春期について聞かれると、「この仕事をやるからには評価されたい。でも自分の中にフラストレーションはある。僕の場合は父親のこともあって、比較されることも多い。でも駿河太郎という人間を見て評価してほしいというのがある」と語った。

 駿河は父親が笑福亭鶴瓶(62)という、いわゆる“2世俳優”。耳にタコができるほど「親の七光」「コネ」といわれてきたはずだが、30歳のとき「東映映画大学」のオーディションに合格して初めて俳優の道へ進んだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁