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映画「ソロモンの偽証」成島出監督特別インタビュー(中)

「“学芸会裁判”にならないためにも大人の俳優は“しっかり”とした人たちを選んだ」と話すように、主役は中学生でも脇を固める役者陣は実力派揃いだ。

(藤野涼子の母親役を演じた)夏川(結衣)は安定感がありますね。夏川のデビュー作(柄本明監督作品「空がこんなに青いわけがない」)で助監督をやったときは、今回の涼子のようによく叩かれてしょっちゅう泣いてましたけど(笑い)。大人たちはテストの一発目から手を抜かずにやるので、子供たちの良いお手本になったと思います。

 今回、子供たちには「演じろ」と言わず、「なりきれ」と言いました。涼子は「涼子を生きる」しか方法がなく、現場でいきなりキャラを作ることはできないから、役が決まったらみんな本名で呼ぶのを一切やめて役名で呼ばせ、「おうちに帰っても役名で呼んでもらいなさい」と言ったり、仲良しという設定の松子(富田望生)と樹理(石井杏奈)には「ずっと手を握ってろ」と言ったり。まるで動物を扱うみたいな感覚でしたね。

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