“ゾンビ映画”メガホンの品川ヒロシ 「僕が見たい要素詰めた」

公開日: 更新日:

 第7回沖縄国際映画祭レッドカーペットでひときわ異彩を放っていたゾンビメークの一団。お笑いコンビ「品川庄司」の品川ヒロシ4本目の長編監督作「Zアイランド」(5月16日公開)チームだ。

「ゾンビ映画ってツッコミ入れながら見るのが正しいと思ってて、そういう要素をいじる映画にしたかった。たとえば“最近のゾンビって足速すぎだよねー”ってみんな思ってると思うけど、この映画の中でもやっぱり速くて(笑い)、それを見た人間たちがガッカリしてから逃げる、とか」

 実際、異業種出身ならではのアイデアや定石外しが満載で新鮮味は抜群。

「昔から音に反応して襲ってくるゾンビ、ってパターンは多いけど、そういう定番の設定を利用しつつ意外性を出しました。中でも主人公対ゾンビ戦の結末だけは絶対にどの映画もやってないと思うので見てほしい」

■「予算面での苦労は絶えない」

 ほかにも女子高生格闘劇や日本刀の殺陣、カーチェイスに銃撃戦と見せ場はてんこ盛り。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」