「真田丸」視聴率ブレーキ 史実と異なる“家康”に問題あり?

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 第2話の20%超えとはウラハラ、視聴率がやや減速気味になっている「真田丸」(NHK)に疑問の声が上がっている。

 もっとも多いのが「徳川家康(役・内野聖陽)ってホントにあんなに情けないヤツだったの?」という声。たしかに、本能寺の変の直後の「伊賀越え」ではあまりの急坂のため、ヨタヨタとなり、最後は泣きべそまでかかせる始末。

 軍略についても本多正信(近藤正臣)と本多忠勝(藤岡弘、)という2人の重臣にまかせっきりで、家康自身はまるで「ボク、何にも知らないも~ん」のような態度。

 ホントにそうだったのか。作家の加来耕三氏が言う。

「大河ドラマでは家康が再三爪を噛むシーンが出てきますが、あれは史実通りです。ただし実物の家康は“鳴くまで待とう”というより“殺してしまえ”というタイプで、2人の本多の意見に従っているように見えるのも、実は自分ではすでに答えを用意していて、それと同じ意見を言った方を採用しているだけの話。カッとすると抑えの利かないタイプではありますが、戦となると現実を直視する徹底したリアリストでもあります」

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