フランス政府は25日、タレントで映画監督の北野武(69)に同国で最も権威あるレジオン・ドヌール勲章のオフィシエ(4等)を授与した。理由は「演劇、テレビ、映画、文学などの約束事を変革して現代のアートシーンに影響を与えてきた」こと。
北野は「いい賞はいっぱい欲しい。なぜかというと、落差が出るから。総理大臣がバナナの皮を踏んで転ぶと皆笑うとチャプリンが言った言葉があるが、同じように、お笑いのためには素晴らしい賞をいっぱいもらって、それから落ちることが『落差がつく』ということだと思います」と、“らしい”発言で喜びを語った。