清水富美加の出家騒動に見る“満たされない女性”の心理

公開日: 更新日:

 清水富美加(22)の宗教法人「幸福の科学」への出家宣言も、大きな決断だったに違いない。映画4本に出演予定だった売れっ子女優の座をなげうつ決断をどのように下したのか。清水は告白本「全部、言っちゃうね。」でこう書いている。

「映画もぶっちぎって、PRもしないとなると、最低でも数億円は違約金の中に含まれてくるんじゃないかって報道でも言ってましたけど、レプロに要求されるお金はおそらく私に来ると思います」

 億単位の違約金をかぶるリスクも分かっていたようだ。芸能リポーターは出家決断の胸中をこう推察する。

「要するに、今が満たされていなかったのだと思います。満たされていないと、女は弱く、今と違うところへ行ってしまうことが少なくない。清水さんは所属事務所に不満を持ち、水着といった仕事が嫌だったとか、社長に殺意を抱いたこともある、などと打ち明けていますが、まずそうした境遇から抜け出すにはどうしたらいいかと考えていたのではないでしょうか。幸福の科学はご両親とも信者で、幼いころから親しみがあり、芸能界の『力ある大人』に太刀打ちするためにも、出家しかないと決断に至ったように見えますね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因