清水富美加の出家騒動に見る“満たされない女性”の心理

公開日: 更新日:

 清水富美加(22)の宗教法人「幸福の科学」への出家宣言も、大きな決断だったに違いない。映画4本に出演予定だった売れっ子女優の座をなげうつ決断をどのように下したのか。清水は告白本「全部、言っちゃうね。」でこう書いている。

「映画もぶっちぎって、PRもしないとなると、最低でも数億円は違約金の中に含まれてくるんじゃないかって報道でも言ってましたけど、レプロに要求されるお金はおそらく私に来ると思います」

 億単位の違約金をかぶるリスクも分かっていたようだ。芸能リポーターは出家決断の胸中をこう推察する。

「要するに、今が満たされていなかったのだと思います。満たされていないと、女は弱く、今と違うところへ行ってしまうことが少なくない。清水さんは所属事務所に不満を持ち、水着といった仕事が嫌だったとか、社長に殺意を抱いたこともある、などと打ち明けていますが、まずそうした境遇から抜け出すにはどうしたらいいかと考えていたのではないでしょうか。幸福の科学はご両親とも信者で、幼いころから親しみがあり、芸能界の『力ある大人』に太刀打ちするためにも、出家しかないと決断に至ったように見えますね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る