強みは“無色透明” 新CM女王に躍り出た吉岡里帆の伸びしろ

公開日: 更新日:

 女優の吉岡里帆(25)が7日、都内で行われた「綾鷹 茶葉のあまみ」のイベントに登壇。「生まれが京都なので急須のお茶を飲むのが習慣になっています」と語り、同品について「春の訪れを感じられるような味わい」とコメントし、監修の京都の老舗茶舗の上林春松本店代表を感心させた。

 吉岡といえば、現在CM契約は10社超。「どん兵衛」のCMで、キツネ耳をつけた“どん兵衛の化身”も大好評だった。現在はドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)で主演の座を射止め、目下大注目株なのである。京都の太秦生まれで、幼少時から映画演劇、伝統芸能に親しみ、学生時代は小劇場の舞台に立っていたという実力派。

 芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「芸能界ではデビュー時に“○○に似てる”という特徴があると注目を浴びやすいといわれますが、吉岡さんは全く逆。“この子誰?”と気になって注目されている。彼女は新人に一番必要なピュアさ、透明感があって、どんな役にも染まっていけるポテンシャルが非常に高い。今季のドラマでは小心なOL役を演じ、視聴者がドラマにのめり込み、ヤキモキしてしまうほど。これだけカメレオンのように演じ切れるのは小さい頃から芝居が身近で体に染みついているからでしょう」

 水出し緑茶のようなほんのりとした甘みが魅力である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  3. 8

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  4. 9

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  5. 10

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった