著者のコラム一覧
片岡たまき

神奈川県平塚市出身。元RCサクセション・マネジャー兼衣装係。夫は「パスカルズ」のバンドマスター、ロケット・マツ氏。著書に「あの頃、忌野清志郎と」(宝島社)。

自転車で160キロ完走 清志郎からもらった最も大きなプレゼント

公開日: 更新日:

 ツアー先のホテルでメンバーやスタッフの飲み物がなくなると、「遠慮せずに飲みたまえ」と言って部屋の冷蔵庫からビールを取り出してきた清志郎。評伝「GOTTA!忌野清志郎」(連野城太郎著・角川文庫)の中で本人は、「友だちとか来ても、ビールとか出してもてなせるようになったしさ。やっと人並みになれたってことだよね」とうれしそうに語っている。

 80年に発売されたアルバム「RHAPSODY・ラプソディー」(「雨あがりの夜空に」など収録)がヒットした頃の心境だ。高井戸の風呂なし・トイレ共同の「松風荘」から、明大前の風呂付きの部屋に引っ越したのもこの後。坂を駆け上がるようにRCサクセションはブレークした。

 長い下積み生活を思えば、ビールで友人をもてなすということには特別な思いが込められているのだろう。

 清志郎が50歳になって夢中になったのが自転車だった。東京~鹿児島間「ツール・ド・鹿児島」、51歳で松尾芭蕉ゆかりの地を巡る東京・深川~秋田・象潟間「ツール・ド・奥の細道」など、本格的な長距離を走破している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    迷走から一転…NHK朝ドラ「風、薫る」にヒットの予感が漂うワケ

  2. 2

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  3. 3

    ド軍指揮官が佐々木朗希に「計算できない投手は要らない」…正念場のカブス戦で怖い「魔の三回」

  4. 4

    エゴイストのような「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠

  5. 5

    2学年上の櫻井翔に諭されて堀越高校に進んだ松本潤のかけがえのない出会い

  1. 6

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 7

    (5)梶原一騎は「極真の若いやつらが襲ってきたらドタマかち割ってやる」と特殊警棒を振り回した

  3. 8

    「風、薫る」で際立つ2人の“2世俳優” クズでも憎めない三浦貴大、変態紳士・高嶋政宏の下僕ぶりにハラハラ

  4. 9

    高市首相&進次郎防衛相がGWに早速「死の商人」外交 武器輸出解禁で殺傷兵器をトップセールス

  5. 10

    「再始動」報道続々の中居正広氏がカムバックする日 「悪名は無名に勝る」と業界が虎視眈々のワケ