小西克哉氏の原点は米留学 スタンダップコメディーで優勝
                         海外、とりわけ米国の政治のオーソリティーとして活躍中の小西克哉さん(64)。原点は、高校時代の米国留学だった。
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「日本では通勤通学時間はラッシュアワーといってね、乗客が電車に鶏小屋みたいに押し込められて、大変な思いをするんですよ」
 今から45年前、1973年のシカゴ。地元のエバーグリーンパーク高校に1年間の留学中だった時のことです。スタンダップコメディーのコンテストに出場し、身ぶり手ぶり、全身を使ってラッシュ時の電車内のギュウギュウ詰めを漫談にしたのです。その頃、車社会の米国では電車のラッシュは皆無でした。日本での大混雑は想像もつかないんですね。だから見に来てた人たちはみんな腹を抱えて大爆笑。身を乗り出すようにして聴いてくれました。
 出場したのはオリジナルコメディー部門。放課後活動にスタンダップコメディーを選び、日本のことをギャグにして3、4分の漫談を演じていたところ、学校の代表に選ばれたってワケです。
 結果は見事、優勝。私の人生の中で、最も輝かしい瞬間でした(笑い)。
                    

 
                             
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                