著者のコラム一覧
飯尾和樹

1968年、東京生まれ。お笑いコンビ「ずん」のボケ担当。小さめの目と大きめの耳とカリフラワーとパクチーが苦手な舌と、10代、20代で培った女性に告白してもこりゃちょっと振られるなと分かる察知能力を持つ48歳。

お盆に思う3、4歳の頃…散髪しただけで「褒めちぎり師匠」

公開日: 更新日:

 ペッコリ45度、ずん飯尾和樹です。ある朝、起きたてのむくんでる自分の顔を見て妻が言いました。

「厚揚げみたいだな」

 どなたかスリ生姜を添えていただけませんか! 確かに鏡に映る自分の顔は悔しいですが厚揚げでした……。でも、こんな飯尾家長男ですが、父方、母方両家の初孫で、祖父母はなんだって褒めちぎってくれました。ですから、今回は、褒めちぎり師匠です~。

 いまでも覚えてる3、4歳の頃。散髪した前髪は「スター・トレック」のスポック、またはアメリ並みに。いやっ。ドングリ頭で自宅に帰ると、よっ出ました!
褒めちぎり師匠! 玄関先で迎え入れてくれた祖父母は口を揃えて「あらっ男前になったね~。やっぱりハンサムだね~」と、髪を切っただけなのに、映画の宣伝で来日したトム・クルーズ以上のVIP待遇。玄関から居間までの短い廊下はカンヌ映画祭のレッドカーペットやパリコレのランウエーと化したのでした。

 夕飯時にご飯をおかわりした瞬間にも、よっ出ました! 褒めちぎり師匠! 「おっ、おかわりするの。凄いねぇ~この子は。大きくなるよっ!」。子供茶わんにおかわりを所望しただけなのに、横綱扱いです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝