事件現場を勝手に撮ってきただけだろうに何が著作権だ

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 我ら映画屋も職人の端くれだ。「映画なんか虚業だし、あんなアイテムは……」とテレビコメント屋に安く片付けられるのは許せないし、IT屋にアイテムなどと軽々しく呼ばれたくもない。我らは人々の暇つぶし、退屈しのぎのための職人だ。でも、芸人じゃないし、カネ回りは悪いままだ。

 そこで本題だ。仕上げ編集中の画面に、昭和の「三菱重工ビル爆破事件」のTVニュース画像を入れ込むため、映像権を持つテレビ局に許可を得ようと当たると“10秒間で30万円払え”と言われた。アベノミクス失敗でこっちも金がないと言うと「なら貸せません」と言う。昔の報道映像の貸出料は恐ろしく高額なのだ。何が著作権だ。事件現場を勝手に撮ってきただけだろうが。ほんとの製作著作権者は過激派の犯人たちだろ。誰もが知る有名事件のニュース映像こそ社会の共有財産だ。「どうぞ自由に映画で使って下さい」と言ってみやがれと思った。自分のデジカメで写した9・11のWTCビル崩壊映像をネットに上げ、4万円で売っている素人までいる。世界中の経済格差で、心の卑しいやつばかりが増えている。

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