著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

「フライデー襲撃事件」は現場写真ゼロ…その経緯を話そう

公開日: 更新日:

 丁寧な講談社の警備員にエレベーターを教えてもらい、フライデー編集部の扉を開けたたけしさんとたけし軍団12人は、対応に出てきた女性の言葉と編集部全体の雰囲気に唖然とするばかりであった……。

「フライデー編集部はここか」のたけしさんの問いかけに返ってきたのは「いいえ、フライデーは反対側になりますけど! こちらは童話の編集部ですが、何か」。「あ……いや……」と、言葉に詰まるたけしさん。

 そして、その部屋の壁のいたるところに手書きのかわいいキリンや象などが切り取られ、貼られていたのだった。石のようにその場に固まった12人の男たちは「すみませんでした」と言うたけしさんのバツの悪さ120%の言葉を合図に一斉にUターンしたのである。

 その後は、マスコミの報道や裁判で伝えられた通りのたけしさんと軍団12人とフライデー編集部員との大乱闘、そして隣の大塚署から通報を受けて駆けつけた(にしても、すぐ隣が警察署って、コントかよ~!? どこまでたけしさんは「もってる」んだア!?)刑事さんたちによる現行犯逮捕へと事件は進んでいったのだった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ