松本潤は再放送“視聴率王” 加齢問題をかき消す名作の数々

公開日: 更新日:

 コロナ禍で再放送ドラマが話題だ。改めて視聴率王を実証したのはジャニーズ勢。

 嵐の大野智(39)主演、12年に放送した初の月9ドラマ「鍵のかかった部屋」(フジテレビ系)の「特別編」は、初回放送(5月11日)から3週連続で総合視聴率(世帯・個人)が横並びでトップを記録。テレビ離れが叫ばれて久しい現況で、2話は総合世帯視聴率が15・8%という驚異的な数字を叩き出している(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。大野演じる奇才の防犯オタク・榎本径が密室事件を解明していく痛快エンターテインメントで、29日に最終話を迎え、大野は、8年の歳月を経て再び再評価された。

 そんな大野に続く視聴率王が松本潤(36)だ。5月31日に16年4月期の主演ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASON1」(TBS系)がスタート。同じ週の6月3日には、嵐としてブレイク前に出演していた02年の学園ドラマ「ごくせん」(日本テレビ系)の第1シリーズが、「ごくせん2002特別編」(同)として放送された。

 仲間由紀恵(40)が国民的女優となるきっかけとなった同作の初回は、平均世帯視聴率12・7%を記録。同級生のヤンキー生徒を小栗旬(37)、松山ケンイチ(35)、成宮寛貴(37)が出演し、SNSは再開や続編を求める声が多く書きこまれ、ツイッターでは関連ワードがいくつもトレンド入り。さらに、松本と小栗はこのあとのドラマ「花より男子」(TBS系)で再共演したのを機に、15年来の親友となっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?