テレ東「年忘れにっぽんの歌」大健闘で余計際立ったNHK紅白のトンチンカン

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 NHK紅白歌合戦は決壊状態。初登場歌手が発表された頃から予感はあったが、終わってみれば「やっぱり」だった。

 紅白の世帯視聴率は2020年の40.3%より6ポイントダウンの34.3%、史上最低。瞬間最高も約8ポイントダウンの39.3%、40%割れのこちらもワーストになった。

 同時間帯の歌番組、テレビ東京系「年忘れにっぽんの歌」は8.3%でこちらは20年の7.4%から1ポイント近くアップ。紅白のマイナス分をカバーはできなかったが、NHKのダメぶりが余計に目立った。

 この2つの歌番組を比べるとNHKのやっていることのトンチンカンさが目立つ。例えば、紅白は氷川きよしや水森かおりになぜか持ち歌ではない美空ひばり、山口百恵の歌を歌わせた。年忘れは氷川のヒット曲「箱根八里の半次郎」の「やだねったらやだね」、ご当地ソングの水森は「鳥取砂丘」。氷川が演歌NGというなら3年連続「限界突破」というチャレンジもあったはずだ。特別枠出場の細川たかしにはなぜか久々の「望郷じょんから」を最後まで歌わせず「北酒場」になってしまった。NHKは視聴者目線が欠けている。

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