安田顕が放つ枯れた色気と“クセモノ”オーラ 1月期ドラマ「逃亡医F」と「しもべえ」で好演

公開日: 更新日:

〈これってコメディー?〉と戸惑った視聴者も多いようだ。15日スタートの成田凌(28)主演のドラマ「逃亡医F」(日本テレビ系)。

 天才的な技術を持つ脳外科医・藤木(成田)が恋人殺害という“無実の罪”を着せられ警察に追われる身となる……というストーリー。原作・伊月慶悟&作画・佐藤マコトによるコミックが原作となっている。

「漫画の読者には想定内かもですが、未読の視聴者にはいろいろとツッコミどころ満載で。例えば船中でいきなり大手術が始まり、斧で手をぶった切って〈感染症とか大丈夫?〉と不安になりましたが、その後のキャストたちのオーバーともいえる熱い演技を見て『シリアスものではないんだ。笑っていいんだ』と自分を納得させました」(テレビ誌ライター)

 キャストの中でも〈何かとオーバーリアクション〉のツッコミが多かったのが、成田演じる藤木の恋人の兄役、TOKIO松岡昌宏(45)。

 その松岡以上に怪演で話題をさらったのは、薬品開発研究者・佐々木を演じた安田顕(48)である。初回では正体がはっきり分からなかったが、ドラマ終盤で涙ぐむ部下の女性に、「泣かないでよ、泣いたらすするからね」と実際に涙をすすって、顔をペロリ……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした