松下洸平「放課後カルテ」視聴率ジワリ上昇も…“ありえない警察”から入るトホホなツッコミ

公開日: 更新日:

「イケメンに白衣と眼鏡、ぶっきらぼうで口調もきついけど誠意があって、つらい過去もありそうだけどお茶目な部分もある……人気の松下さん目当てで見る層にとっては眼福でしょう。女性プロデューサーが『こんな松下洸平を見たい!』の一念で企画を通したなんて邪推してしまうほど、刺さる人には刺さるんじゃないかなって思って見ています。田村正和さんの『うちの子にかぎって…』(TBS=1984年)も思い出しました」と語るのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。同氏は「でも、内容もちゃんとしているし、分かりやすいので、支持する人は増えていくと思いますよ」と、こう続ける。

「第2話で、小学生が目の前で倒れた人にAEDを使う場面がネットで話題になりましたが、ドラマでAEDにあれだけ時間を取るのは珍しいですよね。最近は幼児向け雑誌の付録にもリアルなAEDのセットがついたことがあったように、“存在は認識しているけど実際には敬遠してしまいそう”な一般の方にとっては、ドラマで知っておくのは有効だと思った人は多いはず。そういう姿勢が、ドラマへの信頼となっていくかもしれません」

■何かしら毎週事件があるのがドラマである

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が