「セクシー田中さん」問題で日テレ大苦境…「調査報告書」公表で炎上、出版社が軒並みソッポ

公開日: 更新日:

 ドラマ「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子さんが今年1月に亡くなったことを受け、日本テレビの社内特別調査チームが先月31日に公表した調査報告書が、さらなる波紋を呼んでいる。

 報告書では、日テレは原作者サイドとの調整不足を認め、改変を巡る経緯について説明しているが、これが猛バッシングにさらされてしまっているのだ。

「SNSを筆頭に芦原さんのファンや有識者、出版関係者、さらには業界関係者から『日テレは当事者意識に欠ける』『一人の人間の死にしっかりと向き合っていない』などという意見が大勢を占めています。一番の原因は、報告書の冒頭にも記されている通り、芦原さんがなぜ、自ら命を絶ったのかということへの原因究明を放棄していることです。多くの識者から『芦原さんの死に対する反省を第一にするべきだった』と指摘されています。一方、芦原さんの対応をおろそかにし、撮影前のシーンを『撮影済みだ』と嘘をついたプロデューサーは何のおとがめも受けていない。むしろ日テレサイドはこのプロデューサーを守り、いまだに現場にいる。今回の騒動はプロデューサーの機能不全に尽きる。クリエーターとしてこのプロデューサーは完全にアウトなんです」(制作関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗