著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。2012年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。現在、名古屋芸術大学客員教授として文学や漫画理論の講義を担当。

「時代とFUCKした男」加納典明(12)畑さんが「ほうほう、ほうほう」って呼ぶと、林の中から馬が現れるんだ

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※タニノムーティエ:1969年デビューのJRA競走馬。1970年、ライバルのアローエクスプレスを退けて皐月賞と日本ダービーの2冠を達成した。通算18戦12勝で引退後、種牡馬に。半弟に秋の天皇賞や有馬記念を制したタニノチカラがいる。

増田「全然乗り心地が」

加納「そうそう。で、ちょっと乗る高さが高い。歩いて見てる原野と全く違う原野に見えるわけ。やっぱり乗ってる人じゃないとわかんない世界観があるんだよな。ああいう大自然の中でいろんな馬に乗ってみると。自分が感動して感じるものってのは、バイクとは違う世界があるんだよ」

(第13回につづく=火・木曜掲載)

▽かのう・てんめい:1942年、愛知県生まれ。19歳で上京し、広告写真家・杵島隆氏に師事する。その後、フリーの写真家として広告を中心に活躍。69年に開催した個展「FUCK」で一躍脚光を浴びる。グラビア撮影では過激ヌードの巨匠として名を馳せる一方、タレント活動やムツゴロウ王国への移住など写真家の枠を超えたパフォーマンスでも話題に。日宣美賞、APA賞、朝日広告賞、毎日広告賞など受賞多数。

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