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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

フジテレビの本格的な“番組改革”は秋の改編からか…昼帯は「旬感LIVEとれたてっ!」に切り替え

公開日: 更新日:

 放送内容も日々のニュースを中心にしている。差がつくポイントは司会者とコメンテーターのスタジオトーク力。好調続く「羽鳥慎一モーニングショー」は羽鳥の司会力と玉川徹を中心にした解説力が好調の要因のひとつ。

“とれたてっ!”の司会は5年前に日本テレビを辞めフリーになった青木源太。日替わりパネリストはハイヒール・リンゴ、小籔千豊と関西芸人が務めているが、「自分の意見をズバッと言う」と評判はいい。迎え撃つ最近の「ミヤネ屋」も「ゴゴスマ」も連日、お天気ショー番組と化している。異常気象は関心事ではあるが、連日、詳細に解説するだけの必要があるのだろうか?(羽鳥の番組ではやらない)「他にやる企画がないから天気で時間を潰している」としか思えない。両番組の最大の弱点である。

 爽やかな青木の司会と芸人の毒舌、斬新な企画があれば勝算もある。さらに、接待要員にされていた元フジの女子アナを起用すれば話題性も十分。弁護士、司会、タレントと人材は豊富に揃っている。

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