橋幸夫さん告別式で鳴り響いた「いつでも夢を」のメロディー…語り継がれる吉永小百合との香港旅行秘話

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「小百合ちゃんにちょっとしたイタズラをしかけてみたりして」

《それでも、僕は有頂天。小百合ちゃんにちょっとしたイタズラをしかけてみたりして。部屋から、彼女に電話を入れ、いきなりめちゃくちゃな中国語を浴びせかけた。彼女、大慌てで『What?』『ホワッツ?』って。このあたり英語で応答するところはさすがでしたが、そのうちたまりかねて『分からない。いったい誰かしら?』と日本語でブツブツつぶやいてる。で、『何言ってんだ、僕だよ、僕』と打ち明けると、『な~んだ、橋さんなの』って。まだお互い10代、可愛いものでしょう。それにしても今だったら、「橋幸夫吉永小百合 海外デート」なんて芸能マスコミの格好のネタになってたでしょうね。悠長な時代でした》

 あまたの流行歌が街を彩った昭和は遠くなりにけり。だが青春の思い出は、「いつでも夢を」のメロディーと共にいつでも甦ってくる。「橋さん、ありがとう」「お疲れ様」と、声が飛び交っていた。

  ◇  ◇  ◇

「御三家」最後の砦となった舟木一夫。関連記事【もっと読む】御三家の生き残り舟木一夫の“傷だらけの人生”と、兄貴分だった故・橋幸夫さんも太鼓判のサバイバル術…では、本人の“傷だらけの人生”を振り返っている。

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