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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

NHK朝ドラ「ばけばけ」は予想を覆して大ばけする可能性

公開日: 更新日:

 三谷作品といえば演劇界のブランド。初回から昭和の渋谷を再現した圧巻のセット。「懐かしさを覚えた」と見入った中高年もいたが、肝心なのはドラマの中身。三谷らしさよりも、頭に浮かんだのは昨年、ドラマ界の話題を独占した宮藤官九郎の「不適切にもほどがある!」(TBS系)。

 三谷らしい奇をてらった「もしも――」の長いタイトルも、まるで「不適切――」のよう。舞台もクドカンと同じ昭和。必然的にストリップ劇場や喫茶店が出てくる。安アパートにカセットテープなどの小道具も、昭和の「あるある」を随所に見せている。

 誰も真似できない演劇の世界をつくってきた三谷が、クドカンを意識したドラマ作り? 三谷らしさは主演クラスが揃う豪華過ぎる出演者たち。三谷ファミリー大集合だが、あまりに多すぎて「もったいない」、との声も聞かれる。

 最近は三谷映画も興行的にも不発続き。フジと共に三谷自身の巻き返しも含んだようなドラマ。先行きも不安視されるが、「最後まで見て面白さを知るのが三谷作品」ともいわれる。主演の菅田将暉のセリフ「芝居はわからなくていいんです。感じてくれれば」が視聴者に向けた三谷のメッセージかもしれない。

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