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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

萩本欽一〈4〉当たる番組を作る秘訣「会議ダメ、打ち合わせダメ。任せると下までいい仕事する」

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萩本「そうです。私の場合はもちろん浅草時代。まず一番最初に大事だったのは、私が入って3日目に先輩が『おまえ何してんだよ』って言われてね。先輩にいろいろ教わって急いでノートに書こうとしたら『書くんじゃない』って怒られた。一番最初に怒られたのは書くんじゃないってこと」

増田「なるほど」

萩本「この仕事は体が覚えるんだ。書くと頭で覚えてしまって芸が死んでしまう。頭だけで覚えては笑いができなくなるから。それまで言われたことは体に入れろって。だから、見たらもうすぐ格好を真似して、こうやって、もう、もうこうやって体に入れろって言われて。だからみんなあのネタ本があるとか、書いたもん書かいちゃダメって。だから浅草で、書いてる人いなかったですもん」

増田「つまり修行というのは体に入ってくるもので、今はお勉強だから頭に入ってくる」

萩本「そう、そう、そう。だから、だから頭で考えたこと、テレビは言葉ですから。それはもう修行した人にかなわない。特に今はディレクターもプロデューサーもいい大学出てますから」

増田「みんなそうなるってこと。頭だけで考えて」

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