群馬県警も勇み足か…高畑裕太“大逆転”不起訴の舞台裏

公開日: 更新日:

〈この国では無罪は金で買えるのか〉なんて口さがないネット住民もいるが、とにもかくにも俳優の高畑裕太(22)は強姦致傷容疑で逮捕されてから18日目の9日、不起訴処分で釈放された。要は“無罪放免”。大逆転の裏側には“大物”の影と群馬県警の勇み足があったようだ。

 裕太側の弁護人は不起訴処分について、〈被害者とされた女性との示談成立が考慮された〉などと、書面でこう説明している。

〈一般論として、当初は同意で性行為が始まっても、(中略)途中で女性が拒否した場合に、その態様によっては強姦罪になる場合もある〉が、男性に女性の拒否の意思が伝わっていなければ、故意がないので犯罪にはならない。

〈(裕太は)合意があるものと思っていた可能性が高く〉、少なくとも計画的ではなかった。〈違法性の顕著な悪質な事件ではなく〉、〈無罪主張をしたと思われる事件〉ということもあって、不起訴になった――ざっとこんな感じだ。

■芸能マスコミは今後ダンマリか

 裕太の母親で女優の高畑淳子(61)は先月26日の会見で、裕太は泣きながら「死のうと思った」と口にした、などと話していた。母・淳子の涙ながらの釈明は何だったのかという気もするが、示談交渉したのは「無罪請負人」の異名も持つカリスマ、弘中惇一郎弁護士が率いる事務所。芸能マスコミも今後はダンマリになりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る