スポーツ中の突然死を防ぐ「SpO2チェック」って?

公開日: 更新日:

「SpO2が低くなると、ヘモグロビンをたくさん運ばせようとして結果的に心臓に負担がかかります」
 つまり、低酸素血症から、心筋梗塞などを起こすリスクがあるのだ。

心臓病のリスクを事前に察知

「次のうち1つでも該当する人は、身体活動に伴うリスクが高い。(1)医師から心臓に問題があると言われた(2)運動時に息切れがある(3)体を動かしていない時も動悸がする(4)立ちくらみやめまいがある(5)家族に原因不明の病気で突然死した人がいる(6)足腰に障害があると言われた(7)運動すると足腰の痛みが悪化する――です。自分の体を把握することが大事です」

 パルスオキシメーターは、家庭用の簡易型が複数のメーカーから販売されている。最近発売されたものはSpO2に加え、脈の乱れを発見できる脈波形などを調べられる。スマートフォンやタブレット端末に接続して測定することが可能で、より使い勝手がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???