妻のイライラもこれ? 女性の3人に1人が悩む「尿失禁」対策法

公開日: 更新日:

 さらには、(1)~(3)を、両手を伸ばして床につけ、腰を持ち上げた状態で行う。
「効果が出るまでには2~3カ月かかります。根気よくやることがポイントです」
 α交感神経刺激薬や女性ホルモン、括約筋を強くする薬などを併用することもある。しかし、骨盤底筋体操が基本だ。

 重症の腹圧性尿失禁には、手術という選択肢もある。TVT、TOTと呼ばれるもので、下腹部に小さな穴を開け、メッシュ状のテープで垂れ下がった膀胱(ぼうこう)と尿道を吊り上げるという。手術といっても30分ほどで終わり、入院も3~4日ほど。手術の痕は小さく、目立たないという。

■切迫性は膀胱訓練法で

 腹圧性尿失禁に次いで患者数が多いのが、切迫性尿失禁だ。

「膀胱は350~400ミリリットルくらいの尿がたまると尿意を感じるようにできています。ところが、膀胱に十分量の尿がたまる前に、尿意を感じるのが切迫性頻尿で、突然、尿意を感じてトイレまで間に合わないのが切迫性尿失禁です。脳の働きに問題があると切迫性尿失禁を起こすことが分かっていますが、多くの場合、原因不明です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは