「不眠症」の正しい知識と「睡眠薬」の上手な使い方

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【眠れるようになったら薬を減らす】

 睡眠薬を飲み始めたら手放せなくなる――。それは全くの誤解だ。

「睡眠薬によって日中の心身の機能障害やQOLの低下が改善され、1~2カ月持続したら、自律神経の働きやホルモンの分泌も正常になってきます。〈眠れないのでは〉という恐怖心もなくなってくる。そうなれば、減薬のタイミングです」

 スパッとやめるのではなく、段階的に減らしていく。減薬当初は不眠気味になることもあるが、不眠症が治っていれば1週間程度ですぐに眠れるようになる。

【最初はベンゾジアゼピン系以外の睡眠薬で】

 日本で40年以上にわたり長く使われてきた睡眠薬がベンゾジアゼピン系だ。しかし最近、非ベンゾジアゼピン系やメラトニン受容体の薬が登場。さらに新しい作用機序の睡眠薬も登場予定だ。

「これらはベンゾジアゼピン系に比べて副作用が軽く、減薬もスムーズにいきやすい。最初に使うのに適しています」

■自ら医師に進言することも必要

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