「不眠症」の正しい知識と「睡眠薬」の上手な使い方

公開日: 更新日:

 不眠症になると、自律神経の働きやホルモンの分泌も乱れ、体の機能が「眠れない状態」になる。

睡眠薬を用いた早期治療が肝心です。我慢を続けると、難治性になりやすい。ちなみにサプリメントやアロマ、ちまたで言われる快眠法などは、どれも不眠症の治療効果が実証されていません」

【不眠症は治る】

 自然には治らないが、適切な治療で治る。

「睡眠薬の調整も含めてだいたい3カ月くらいで治療効果は確認できます。減薬が可能な方もいます。もちろん、難治性の方もいますが、症状の軽減は可能です」

【治らない場合は別の病気の可能性あり】

 不眠症には誤診されているケースも珍しくない。たとえば、睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群、うつ病などだ。

「睡眠薬は薬の量を増やしても効果が増すわけではありません。また、長く使えばいいというわけでもない。薬を2錠使ってもよくならない、3カ月睡眠薬を服用しても快方に向かわないという時は、不眠症治療の専門医を受診すべきです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状