「陰部神経痛」を知らずに痔の手術を受けてはいけない

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「陰部神経痛というと、あまり知られていない病名ですが、肛門を支配する神経(陰部神経)に関連した病気で、そのため、その存在を知らずにドクターショッピングを重ねて悪化してしまう人が多いのです」

 中には、“気のせい”と言われて心療内科や精神科に回された人もいるという。

「私のところには痔の治療で有名な病院を通じて陰部神経痛を疑われた患者さんが年に十数人いらっしゃいますが、皆さん“病名がわかってホッとした”とおっしゃいます」(後藤医師)

■肛門の奥に鋭い痛み

 そもそも、「陰部神経痛」とはどんな病気なのか。

 肛門の奥に焼け火箸を押し付けられたり、割ったビール瓶で刺されるような痛みが起きて、それからずっとジンジンした痛みが持続的にあるいは断続的に続く。人にもよるが、これが典型的なパターンだ。

 患者は男性より女性に多く、高齢者に出やすいという。比較的、激しいスポーツをした人がかかりやすく、スクワットを100回ほどしていたら発症したケースもあった。

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