市販薬も効かないしつこい“かゆみ”には「重大病」が潜む

公開日: 更新日:

がん細胞が、かゆみを起こすなんらかの惹起物質を産生すると考えられています。がんを摘出したら、かゆみが治まったという報告もあります。難治性のかゆみと診断されたら、内臓悪性腫瘍のチェックも必要です」

 こうした重大病から生じるかゆみの特徴として、「皮膚の中から湧いてくるような感覚がある」という。

「本来、肌表面の角質には、角質細胞が細胞間脂質(セラミド)や天然保湿因子によってレンガの塀のようにぴったりと重なり合い、体内の水分を閉じ込めて、細菌、ウイルス、ダニ、花粉といった異物の侵入を防ぐバリアー機能を果たしています。ところが、重大病によって重度の乾燥肌になると、角質細胞がバラバラになり、干ばつ時の田んぼのようにひび割れて水分が蒸発し、大量の異物が侵入してきます。これが神経を刺激して湧き出るようなかゆみを引き起こします」

 かゆさに耐えきれず、かきむしればさらに角質が壊れ、異物の侵入も増えて神経が過敏になるという悪循環に陥る。この状態までくると、痛みより我慢できないほどかゆいというから恐ろしい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ