骨を溶かしやがて脳に達し…「大人の中耳炎」はこんなに怖い

公開日: 更新日:

 真珠腫による骨の破壊はゆっくりと進むので、症状に気づきにくい人も珍しくない。

「子供時代に中耳炎を何度も起こしたなら、一度耳鼻咽喉科で検査を受けるのもひとつの対抗策です」

■治療法は3タイプ

 治療は、“ポケット”が小さければ、耳鼻咽喉科による定期的な掃除や点耳薬などで、耳あかがたまらないようにする。

 ポケットが大きければ手術だ。3通りあり、①外耳道を大きく削除する「オープン法」②外耳道をそのままの形で保ち真珠腫を取り除く「クローズ法」③外耳道を削除して真珠腫を取り除き、自家軟骨や骨で外耳道を再建する「外耳道再建型手術」だ。

「真珠腫の取り残しが少しでもあれば再発します。確実に真珠腫を取り除くために①~③の治療法が生まれました。それぞれ一長一短があり、医師によって支持する治療法が違います」

 全国でトップクラスの真珠腫性中耳炎の手術数を誇る小島教授は、②のクローズ法を、顕微鏡と内視鏡を用いて行っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ