食事の歪みはこう正す 栄養素豊富な「雑穀料理」で体調改善

公開日: 更新日:

「〈このままではまもなく人工透析になる〉と医師に宣告されるまで、食の重要性を全く意識していませんでした」と話すのは、「人工透析なしで10年! でも元気な私の食生活」(講談社)の著書があるバイオリニストで料理研究家のリュウ・ウェイ(劉薇)さんだ。

 10年前に腎不全と診断されたリュウさんは、人工透析を避けるため、食生活の改善に取り組んだ。試行錯誤の末、たどり着いたのが、雑穀を中心にした食生活。それによって、医師も驚くほど腎機能が安定した。

「雑穀に対して『手間がかかる』と思っていませんか。一度やってみれば、想像以上に調理が簡単だと思うはず。雑穀には体に必要な栄養素が豊富に含まれていますし、何よりおいしい。私が定期的に開いている雑穀の料理教室は、がん糖尿病など病気を患った参加者も多いのですが、みなさん楽しみながら、結果的に体調もよくなっている。日刊ゲンダイの読者の方にも、ぜひ雑穀を日々の生活に取り入れてもらいたいですね」

 雑穀はヒエ、キビ、アワ、ソバ、アマランサス、キヌアなどいろいろな種類があり、複数をブレンドしたものがスーパーなどで売られている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」