【脊椎圧迫骨折】自然に骨がくっつくまで待つのがつらい

公開日: 更新日:

 レントゲンで腰の部分を撮影し、CT(コンピューター断層撮影)の検査を受診した結果、主治医から「腰椎の一番上の部分が骨折していますね。脊椎圧迫骨折です。ただし、ほかの骨や脊髄には損傷が認められません。とにかく入院してください」と告げられた。

 瀬戸内寂聴さんのファンだった吉川さんは、その瀬戸内さんが昨年夏、同じけがに遭ったことを思い出したという。

 体の大黒柱でもある脊椎は、首(頚椎)から胸椎、腰椎、尾椎まで30本ほどの骨で構成されている。吉川さんは腰椎の第1脊椎が骨折したのだ。

 入院期間は約2週間。ベッドに絶対安静の形で寝かされた。その間、ボルタレンという鎮痛剤を服用し、簡易のコルセットを装着した。

「腰を少し動かすだけでも痛い。しかし、もっと苦しかったことは痛みよりも、この年になって自分の娘より若い看護師さんに下の世話をしてもらったことでしたね。もう涙が出ましたよ。自分の足でトイレに行けるようになるまでの3、4日間お世話になったでしょうか。情けなかったですね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃