早逝の黒木アナにも症状…がんのリスク因子「鳥肌胃炎」とは

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 日本消化器病学会専門医の江田証氏(江田クリニック院長)は言う。

「鳥肌胃炎は、女性や若年者がピロリ菌に感染すると起こる特徴的な胃炎です。胃の表面にブツブツとした顆粒状の盛り上がりが広がり、毛をむしりとった後の鳥の肌にそっくりなことから名付けられました。原因はピロリ菌感染で、ピロリ菌を退治しようと過剰反応した大量のリンパ球が胃の粘膜に集まり、顆粒状の隆起を作ります。過剰に集まったリンパ球は、自分の胃の粘膜まで傷つけてしまい、激しい炎症を起こします。そのため、胃がんになりやすくなるのです」

 ピロリ菌に感染していると、100%が慢性的な胃炎を起こし、それが続くと「萎縮性胃炎」になるケースが多い。萎縮性胃炎は胃の粘膜が薄くペラペラになるもので、これも胃がんの原因になる。

 しかし、中にはピロリ菌に感染したあと、萎縮性胃炎ではなく鳥肌胃炎になる人がいる。

「なぜ、萎縮性胃炎ではなく鳥肌胃炎になってしまうのかは、まだハッキリとわかっていませんが、体質的に免疫反応が強く、リンパ球が過剰反応してしまう人が鳥肌胃炎になると考えられています。そういう人は胃の粘膜で起こる炎症が強いため、胃がんになるリスクが高い。それも、未分化型が多いこともわかっています」(江田氏)

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