【早期肺がんの単孔内視鏡治療】 日本医科大学千葉北総病院・呼吸器外科(千葉・印西市)

公開日: 更新日:

 できるだけ体を傷つけたくない――。そう考えている人には見逃せない手術法だ。

 現在、肺がん手術の主流となっている胸腔鏡下手術は、脇の下を大きく切開(20センチくらい)する開胸手術と違って、体への負担が格段に軽い。

 ただし、同じ胸腔鏡下手術でも、いくつか種類がある。テレビモニターと小切開の部分からの直視観察を併用する「胸腔鏡補助下手術」や、テレビモニターの観察だけで手術する「完全胸腔鏡下手術」などだ。

 同科は、その胸腔鏡下手術よりもさらに侵襲が少ない「シングルポート(単孔式)胸腔鏡下手術」(以下、シングルポート)を手掛ける数少ない施設だ。平井恭二病院教授が言う。

「切開は1カ所のみで、サイズは切除した肺葉が無理なく取り出せる4~5センチ。そこから内視鏡や鉗子などを挿入して手術します。肺がんだと基本的にはステージⅠ期の早期がんが対象。リンパ節転移のない長径2~3センチ程度の限局した腫瘍です」

 肺は、右側に3つ、左側に2つある「肺葉」に分かれている。現時点でエビデンスがあるのは、がんのできた肺葉を丸ごと取る「肺葉切除+リンパ節郭清」で、これが標準手術だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した