早期発見で克服も 膵臓がんの最新検査「EUS-FNA」とは

公開日: 更新日:

【リスク因子が分かってきた】

 最近、膵臓がんの高リスク因子が明らかになってきた。「膵臓がんの家族歴」「糖尿病の発症またはコントロール不良」「慢性膵炎」「膵嚢胞」だ。

「特に意識してほしいのは糖尿病です。血管の病気という認識の方が多いですが、糖尿病は膵臓に関連した病気で、新たに発症したり、血糖コントロールが悪ければ膵臓がんの発症を疑うことが重要です」

 糖尿病の人は膵臓がんのリスクが2~3倍高いというデータがあるが、実際はもっと高いのでは、という指摘もある。

 慢性膵炎はほとんどがアルコールが原因になる。先に急性膵炎を起こし、何年か後に慢性膵炎に至っている例が大半。食後にみぞおちや背中が痛んだ経験がある人は要注意だ。

 膵管拡張や膵嚢胞は健診などでよく発見され、膵臓がんのリスクを6~20倍上げる。

「いずれかがある人は、せめてMRIによる検査、できれば超音波内視鏡の検査を1~2年に1回受けた方がいいでしょう。膵嚢胞は専門機関でフォローアップをする。さらに、家系に膵臓がんがいる方もリスクが高いので注意が必要です」

 膵臓がんに負けないためにできることとは、リスク因子を知り、正しい検査を受け、早い段階で治療を始めることしかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ