9割が未発見 知らないうちに忍び寄る「緑内障」の恐怖

公開日: 更新日:

 眼圧が正常範囲で、視野検査の結果がある程度安定していれば、視野検査は1年に1回程度でいい。しかし、眼圧が高い、あるいは視野検査の結果の変動が激しいようであれば問題だ。

「視野検査の経過観察で、緑内障の治療の適切なタイミングや、治療が功を奏しているかを判断できます。治療を受けているのに視野検査で黒い部分が増えていれば、治療が不十分です」

 視野は加齢でも狭まる。視野検査は、年齢による正常値からも見ることができるので、年齢に比してその数値が異常なのかどうかをチェックできる。

⑤緑内障を多く診ている眼科医の検査が必要

 健康診断や人間ドックで緑内障の検査を毎年受けているなら別だが、そうでなければ、緑内障を多く診ている眼科医の検査を受けた方がいい。

 特に40代以上は必須。結膜炎などで眼科を受診しても、緑内障の検査が行われるとは限らず、見逃されているケースも。

「例えば、強度近視があると視野検査に異常が出やすい。強度近視による視野異常か、緑内障による視野異常か、判断が困難なこともあります」

 鈴木教授は、「緑内障の治療を受けている」という患者を診た際に、「実は緑内障ではなかった」とのケースも何度か経験している。

 患者数が多いと、時に「みんながかかっているから」と甘く見てしまうこともある。しかし、それが思わぬ結果を招くかもしれないのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ