秋が深まると増える「夜間頻尿」 3つの原因と防止法

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■骨盤底筋を鍛える

 ちなみにトイレの回数が多いのは、「冷えが強い」「運動不足」「ストレスがある」「コーヒーなどのカフェイン入り飲料や利尿作用のあるビールなどを好む」「降圧剤など利尿作用の強い医薬品を服用」「前立腺肥大」「糖尿病」「尿路結石」「膀胱炎や尿道炎などの細菌感染症」「妊娠中」などの人だ。

「心当たりのある人は、まずは持病の治療とともに生活習慣を改める必要があります。とくに、寝る前は体を冷やさないことが大切です。寝るときに靴下をはく、お風呂で体を十分温める、暖かい飲み物を飲むことを心がける。寝る前にコーヒーなどカフェインを含む飲み物や利尿作用のある薬を取らないようにしましょう」

 ただし、頻尿や夜間頻尿の裏に「前立腺肥大」や「過活動膀胱」といった病気が潜んでいる場合もある。症状が強ければ、頻尿の診断・治療のプロである泌尿器科の医師に相談することだ。

「前立腺は、膀胱の下に尿道を包むように位置する、栗の実ほどの男性特有の臓器です。加齢とともに肥大化して尿道や膀胱を圧迫し、さまざまな排尿障害を起こします。長時間座る人や自転車に乗る人は要注意です。過活動膀胱とは、自分の意思とは無関係に膀胱が勝手に収縮してしまう病気。頻尿や夜間頻尿、尿もれを起こします。これらの病気には、西洋薬以外にもよく効く漢方薬もあります」

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